【ポヌ研】タヌポンヌ国立研究所

この研究所はフリースタイル論文を掲載・発表していく場です。どれだけ血迷っても卒業論文等の参考にはしないでください。

【ポヌ研】タヌポンヌ国立研究所

【CAUTION!】

この研究所はフリースタイル論文を掲載・発表していく場です。どれだけ血迷っても卒業論文等の参考にはしないでください。

 

執筆者ごあいさつ

赤井奈央 Nao-Akai

 

滋賀県信楽大学狸寝入り学部中退。
パンとビールと小麦とホップと泡を愛する文筆家系デストロイヤー。
現在は社会人の皮を被り損ねながら、四国の南の方の端っこで黙々と趣味の研究やフィールドワークに勤しんでいるつもり。
好きな必殺技はサソリ蹴り。(もちろん出来ない)

 

【裁判】

反社のウサギ裁判~カチカチ山から見る行き過ぎた勧善懲悪~

反社のうさぎと無学で読む学術会議アンケート~東大文理“金網電流爆破”分離デスマッチ~

400円で終わらせる宗教戦争~どらもっちで終止符を打つ!つぶあんVSこしあん論争~

名物ハラスを食べよう~調査報告書から見る穴ムジナ料理~

お気持ち表明を読もう~知事所感という公文書によるお気持ち~

 

【科学】

胸は小さい方が強い!~フラットデザインの戦力的有用性についての完璧な証明~

 

【政治】

犬の躾より簡単な政治団体の作り方~平和なワンダフルわんわんパラダイス~

平和教育という名のマインスイーパー~タップダンス・イン・ジャパン~

 

 【健康】

令和のドナドナブルース「そこの無駄肉さぁ、出荷しちゃわない?」

 

【地理】

最強のダンシングクィーンを作ろう~徳島&高知の合併から考える地方の生存戦略~

 

【生物】

クラゲになりたい(めくるめくクラゲの世界へダイブ)

魂の美味しい食べ方を考える~レッツ大霊界クッキング~

 

【雑学】

出世したくない若者VS複雑な出世魚システム(自分用メモも兼ねて)

エタノールはわんこである~かわいい分子の世界~

弱とか強とかわからない~あいまいモコモコタイムマシンブルース~

 

【防災】

津波避難タワーMAP(動画付き防災資料)

 

 

お気持ち表明を読もう~知事所感という公文書によるお気持ち~

皆様ご存じかどうかは定かではないけれど、我らが高知県は2025年10月現在、美術館などの県立文化施設の指定管理者を公募にするか否かで揉めていたりする。文化施設は具体的には、牧野植物園・県立美術館・高知城歴史博物館・坂本龍馬記念館・のいち動物公園の5箇所。
これには例によってX(※ツイッターのこと、遊星からの物体ではない)で、当該施設の職員さんや関係者の結構強めの拒絶反応だとか、いつもの田舎ヘイト行政ヘイトな都会人たちの野次馬なんかも見られて、シンプルに「あー、今日もインターネッツしてんなー」などと思ったりしたのだけど、この度知事がでかめのお気持ち表明を出してきて、ちょっとおもしろくなったのでフリー論文として取り上げたいと思います。

 

というわけで県庁まで行ってきました!
全然関係ないけど、高知県庁では定期的にタヌキとイノシシが出没します。のどかですね。
野良中国人も出たりします。物騒ですね。

外国人観光客が県庁内を無断撮影】知事室のそばまで入り・・・SNSに動画投稿で発覚【高知】 « 高知のニュース - 高知さんさんテレビ

野良中国人出没報道はこちら ▶
【外国人観光客が県庁内を無断撮影】知事室のそばまで入り・・・SNSに動画投稿で発覚【高知】

 

お気持ち表明とはなんぞや?

知事のお気持ちを読む前に、まずお気持ち表明というものが何かを説明しておこう。
お気持ち表明というのは古くは現在の上皇様(当時の明仁天皇陛下)が生前退位の意向を国民に向けたビデオレターで表明した時に、メディアがお気持ち表明と報道したのが始まり。お気持ち表明。 - ryuuzanshi's blog
……なのだけど、現在ではもっぱらブイチューバーとか地下アイドルとか変な文化人なんかが、ファンに向けてネガティブかつ身勝手な心情を吐露して、主におちんぽ騎士団みたいな人たちがよしよししてあげる類の宗教儀式のことを差す。
ヘイト強めの説明だけど、そうなので仕方ないのである。全員、皇居の方角に向かってに土下座してこい。

 

 

知事のお気持ち表明を読もう!

お気持ち表明の解説もしたので早速、知事のお気持ち表明を読んでいこう。ちなみに私の文化施設の指定管理者公募に関するスタンスは「わからんでもないけど無理なんちゃうか?」である。これを最初に私のお気持ちとして表明しておく。なお、おちんぽ騎士団は集まらないのでご安心を。

ルックスはどちゃくそかわいいのに騎士団は結成されたことがない。これもひとえに日頃の行いの良さによるものだと思う!(もしくは中指の立て過ぎか)

 

さて、まず冒頭のお気持ち表明前のお気持ちから読んでみよう。

インターネッツの人向けに要約すると「ぴえ~!批判された!ちゃんと聞いてよ~!」である。公の文書になるとこういう書き方になるんだなーって感心しました。私も燃やされた時は参考にしたいと思います。多分ぴえ~とか言うと思いますが。

 

さて、知事のお気持ち、いくつかのテーマ分けがしてあり、
1.「文化の意義とは?「文化で稼げ」は暴論ではないか?」との意見について
2.「具体的にどうやって稼げというのか?」との意見について
3.施設運営の専門性・継続性、そのための雇用の確保について
4.「場当たり的、拙速、混乱を招いた」との意見について
5.指定管理者制度以外の選択肢について

の5項目に分けて、それぞれでお気持ちを表明している。
全文を貼るのは引用として多すぎるので、オリジナルお気持ちの方を読んでいただくとして
▶ レッツクリック!知事の所感!( 令和7年10月14日 県立文化施設、公社等外郭団体に関する議論を巡ってーーー私の所感 | 高知県
ここでは内容的に面白みのある、かつ大きく賛否が分かれている1と2に絞って見ていきたい。そうしたい。

 

「文化の意義とは?「文化で稼げ」は暴論ではないか?」との意見について

上記が知事のお気持ちである。要するに「音楽とか本とかも文化じゃん!そっちはマネー産業になってんじゃん!だったら君たちももうちょっと商売っ気出してもいいんじゃない!? あと職員の待遇悪いよね!」ということである。
職員の待遇に関しては、特に某植物園は正直ちょっとマジきついなあって思うような給与事情も耳にしているので、そこら辺は改善してほしいところ

 

ただまあ「文化ってそういうものでもないじゃん。お金で買えない価値があるよね!」という考えもわからなくはない。「売れているものが良いものなら、世界一のラーメンはカップラーメンだよ」ヒロトも言っているように、価値とは多角的に見出すものであって、マネー産業で稼げるかはあくまで一側面でしかない。ただまあ、一側面でしかないのなんて全員わかってる上で言われてるのだから、施設側もムキーって反発するだけでなく、別側面からの価値であるとかそういうところをもっと発信していくべきだと思ったりもする。特に美術界隈と歴史界隈は。
美術界隈と歴史界隈の、わかる人にだけ伝わればいい、この価値のわからない奴は審美眼がない、みたいな選民思想はよくないと常々思っている身としては。

 

「具体的にどうやって稼げというのか?」との意見について

いや、知事さんさあ、小学生に説明してるんじゃないんだから……と思うようなお気持ち表明。いや、わかるよ。すげー腹に据えかねてるんだろうなってわかるけど、なんていうか「君たちが思いつかないんだから、こうやって例を提示してあげるね」っていうのは、なんていうか、ねえ。もう少しこう、なんというか手心をというか……。
おっと危ない、うっかりシグルイの牛股さんみたいになるところだった。でも、これは正直、ちょっと大人気ない印象を与えてしまうので、なんかこう相当バチバチしてたんだろうなあって思ったりする。

 

いいですね! 喧嘩の規模がでかいと華がありますね!
※昨今主に格闘技界隈でよく言われる、この華があるっていう概念もなんだろうとは思いつつ。華イズ何!?

 

文化施設がなにやったら稼げるか、それについて管理者側はどうなのかに関しては、もうジブリ展のくだりで答えが出てるのだけど、
ジブリ展などのメジャーな企画を打てば収益は上がる
学芸員の間では収益拡大路線には懐疑的な意見が多い
もうこれに尽きるので、いっそのこと美術館を建物自体ふたつにわけて、美術館Aではメジャー企画猛プッシュ型、美術館Bでは学芸員こだわり文化価値型の運営をして、Aの収益でBを支えるってやったらいいんじゃないかしら? パチンコの3点方式みたいな感じで。

 

〆のラーメンまで楽しもう

なにごとも終わりよければ統べてよし、ではないけれど、さりとて終わり方は重要である。いつぞやポッポー全書の方で記したJICAの発表(▶ ひさし貸したら母屋を取られる?~故郷の村焼きホームタウンプロジェクト~ )なんて、〆方が悪くて逆ギレ感があったけれど、さて知事の方はというと。

(了)
なるほど、(了)である。終了ですよー、と簡潔に伝える形式。これに関しては「以上」って書いてあったらどうしようってちょっと不安だったのだけど、そこはさすがに行政の方。了である。
いや、以上が悪いわけではないのだけど、ネガティブなテーマでの反論で「以上」で〆られると、「終わり終わり!ここまで!以上!」みたいな逆ギレ感を醸し出してしまうので、ここは了でよかった。
以上だと〆のラーメン食べに来たのに、なんかよくわからないまずい創作料理みたいなの出された感があるので、今回はちゃんと醤油ラーメンが出てきたって感じです。〆のラーメンのスープチョイスに関しては、深掘りすると宗教戦争になるのでここでは言及しない!

 

私もお気持ち表明した際には、ちょっとでもはんなり感を出すために「かしこ」で〆ようと思う。

ラーメン食べたいです。かしこ。

名物ハラスを食べよう~調査報告書から見る穴ムジナ料理~

魚料理の美味しい地区ではハラスを食べるべきなのはいうまでもないけど、そういう魚の美味しい地域でもハラスメントが尽きないのは因果なものでして……という落語のような入り方をしつつ、今回はハラスの美味しい国・高知での焼き立てくらいホットな事例を見ていきたい!
よくよく考えたら鰹のタタキという料理名もハラスメント感があって複雑な気持ちになりますね!

これは鰹のハラス。タタキよりも焼きハラスの方が好き。

 

ハラスはハランボともいって、感覚的には鮭はハラス、鰹はハランボで呼ばれていることが多い気がするけど、高知では現在某チームが波乱を巻き起こしているのでハランボというか波乱某という感じだ。
ファンなんかは駄洒落でもいわなきゃやってられねーって気持ちじゃないでしょうか。ファンじゃないから知らんけど!

 

具体的なハラスを見てみよう!

 

というわけで早速ホットな焼きたて事例を見ていこう。
まずこのようなパワハラがあるのだけど、

ジャンル的にファンがフーリガン的な感じの人たちだったらどうしようという偏見が無きにしも非ずなので、検索にかからないように固有名詞は極力避けるスタイルでいく!

 

というわけで某チームのパワハラ調査報告結果を見ていくのだけど、まずパワハラの定義はなにかというと、報告書にはこのようにある

要するに「上から必要以上にガァーンっていくのがパワハラ!」としている。実際には下から上とか横同士とかも対等な立場での場合あるので、これはちょっと不十分な気もするけど、まあ今回の事例を報告するだけならこれでよしとされる。
ちょっとこの辺のうかつさは組織としてどうなのだろう、と思いつつ……。

 

事例その1「病院?知らねえよ」

割と昭和平成スタイルでよくある価値観として、多少の怪我は無理してでもやれ、というものがあり、仕事なんかでも病院なんか後でいけ、という状況は実在する。
実在するというか令和の時代でも、ちょっと指切った~とか火傷した~くらいだったら我慢して仕事を乗り切って、あとで病院いけ、みたいな職場もあるので、人によっては足が腫れてるくらいと思う人もいるかもしれない。

 

が、もちろん立派なハラスである。これをハラスと思わない人には以下の言葉を捧げたい。
「あなたはお医者さんですか?」

 

また別件でこのような発言もしている。なんていうか怪我に対しての認識がふんわりしている人なんだなあと思いつつ、以下の言葉を改めて捧げたい。
「あなたはお医者さんですか?」

 

 

事例その2「移籍しろコノヤロー」

これはもう説明するまでもないハラスである。例えば転職や異動を勧めるとして、多少やんわりとした真綿包みみたいな言い方をするのがマナーであって、こんなド直球デッドボールな言い方はシンプルにダメ。そもそも移籍を勧めるのがダメという考え方もあるけど、まあそれはさておき。

 

 

事例その3「関西人ちゃうねんから」

指摘の仕方が「~で、オチは?」っていう関西人みたいだなって思った。関西のそのトークスタイル、いまでも現存してるのか知らないけど嫌いです。
とはいえ実際に何やってんだこいつと思うことは多々あるので、本当につまらなかったのかもしれないけど、だったら具体的にこうこうこうしろと指示を出せばいいので、結局は言い方である。
ハラスの8割は言い方の問題である、といっても過言ではない。

 

 

事例その4「王様だ~れだ?」

これも昭和平成価値観あるある。強いトップがいて下が付いていくのが回しやすい組織(いわゆる強烈なトップダウン)というのがあって、スポーツ界では部活含めて今でも監督絶対主義的なものがあるのは、夏の甲子園の某ちんちんなめさせ高校を見ても明らかなのだけど、もうそんな価値観が良しとされるのヤクザと不良とスポーツ界くらいなのである。(※良しとはしないけど、運営するために取り入れてる企業は多々ある)
平成末期から令和の、割と温室育ちな人たちとは相容れないので、この辺のアップデートが出来ないとハラスになるので気をつけましょう。

 

 

で、結果どーなった?

 

結果としてハラスの人は去り、組織には平和が訪れたのであった……。
とはならず、結局スポーツというジャンルなのか、それとも地方という土地柄なのか、そもそも人間がそういうものなのか、働きアリの法則みたく誰かがハラス職人になってしまうものなのかわからないけど、数日後以下のようなおしらせが発表された。

「社長もパワハラ事案で調査入りま~す」
お前もかーい、と思った人も多々いるであろうこの救いようのないオチ。
結局どいつもこいつも同じ穴の貉、ハラスが去ればまた別のハラスが現れるのであった。わぁ! 身も蓋もない!

 

現実は無常、焼きハラスでも食べて心安らかに過ごそうではないか、人類!

個人的には鰹より鮭のハラスが好きです!

 

平和教育という名のマインスイーパー~タップダンス・イン・ジャパン~

あまり声を大にして言うことでもない……というか声を大にして言うと多方面から竹槍でぶっ刺されるのだけど、日本の平和教育は割とダメダメである。どれくらいダメかというと海鮮食堂でマグロ丼を頼んだらガムが出てくるくらいダメだと個人的に思う。マグロ丼頼んでガムが出てきたら、大クレーム祭りになること請け合いなのだけど、それが平和教育なると許されるので、思想というものは知性や倫理の上に来がちだなあと呆れてしまう今日この頃。

これは平和の象徴の鳩ちゃん。鳩に罪はないし、この鳩ちゃんのデザイナーにも当然罪はない。むしろ良いデザインである。丸いし、鳩乗ってるし。
丸いものに鳩乗っけたら、それはもはや私の世を忍ぶ仮の姿であるデッポコちゃんであるともいえるので、球体+鳩のデザインには大いに称賛したいところ。

これはノリで作ったPV付きの動画。平和関係者が見たらキレられそう。

 

【まず駄目なポイントを並べよう】
情報に偏りがある(ダメ度20%)
▶まず平和教育の基礎的な部分でもある戦争体験者からの証言だけど、現在は戦後80年ということもあって、ほとんどが民間人、それも当時子どもだった人からの体験語りになる。その結果、防空壕、竹槍、空腹といった基本のパターンに陥る。当時軍人だった人は若くても100歳前後なのだから仕方ない部分もあるけど、そもそも何十年も前からそういう人にしか語らせてないので、ずっと意図的に偏ってきたので、よくよく考えたら仕方なくはない。
戦争は複雑なものなので、もっと様々な立場の人にも(戦前の政治家や外交関係者や士官など)語らせて、多角的に考えるべきだったのだ。


授業での割合が短すぎる(ダメ度40%)
▶現役で学生でない人は社会の授業を思い出して欲しいのだけど、歴史学習は縄文時代から始まり、弥生時代とか邪馬台国とか、平安貴族とか、戦国時代とか、江戸時代とかやってようやく近代に入るのだけど、なんせそれまでのボリュームが多すぎる(+あと学んでて面白い範囲が基本的に鎌倉~戦国あたりになりがち)こともあって、到達した時点で3年生の2学期とか2学期後半だったりする。太平洋戦争と戦後なんてラストスパートくらいの感じで流される上に、大抵の学生が受験や就職活動で大変なので、なんか戦争起きた、負けたくらいしか印象に残らないのだ。


上記の理由で教師もあまり詳しくない(ダメ度50%)
▶生徒にあまり深く教えないこともあって、そもそも教員の皆さんもそんなに詳しくなかったりする。中には戦争映画とか艦これとかHOIとかが好き過ぎる余り、歴史的背景までしっかり独学で学ぶタイプの人もいるけど、教員の忙しさもあって中々専門知識も身に付けられない……誰だって休日は休みたい。もっと働き方改革と授業改革、必要だよね。


人文系の教授の思想はだいたい赤い(ダメ度70%)
▶前に書いた「反社のうさぎと無学で読む学術会議アンケート~東大文理“金網電流爆破”分離デスマッチ~」でも述べたけど、人文系の教授の思想はリベラルというか左翼的というか、色でいうと赤色の人が多い。その系統の人たちは戦争の捉え方を過ちと反省に落とし込みがちなので、人に教える時もそっちに偏り、あとメディアとも仲良しなのでメディア受けすることばかり語り、そもそも何故戦争という状況に突入したのか等に多角的に触れないことが多い。


・答えがひとつしか許されていない(ダメ度100%)
▶ダントツでダメ度が高い要素だけど、平和教育の答えはひとつである。
それはもちろん「戦争はよくないことだ、だから二度と繰り返してはならない」という誰しもが知ってるし、夏になると蝉の声並みによく耳にする答えではあるのだけど、なんとそこから先は用意されていないのだ……!

 

なんか悪口っぽい名前の店名ですが、特に内容とは関係ありません。アンポンタンとか思ってないよ! ほんとだよ! ほんとにほんとだよ!

 

平和教育の感想は現代社会の地雷原】
答えがひとつしかない平和教育「戦争はよくないことだ、だから二度と繰り返してはならない」という答え以外を出すと、もれなく教師から烈火のごとく怒られる(地域差あり)ので、成績を気にする子どもたちはそこで思考停止しがち。
本来は様々な人たちの証言を聞き、その結果なにを考え、どのような答えを出すのかはそれこそ個人の自由というか、価値観によって異なるはずだけど、平和教育は答えがそもそも決まっているので、1+1=2くらいの感覚で、戦争反対!反省しろ!武力放棄!しか許さないのだ。

わかりやすく回答別に結果を記しておくね。


戦争体験を聞く
平和大事!戦争反対!戦争は絶対しません!
えらい!優秀な生徒だ!


平和の象徴として憲法9条を掲げよう!

えらい!優秀な生徒だ!


戦争を起こさないためには攻められない防衛力が必要だ!
反省室送り、慈悲はない


戦争勃発を防ぐためにも周辺国家と軍事的同盟を結ぶべきだ!
反省室送り、慈悲はない


現代は核の抑止力が効果があるので日本も持つべきでは!?
反省室送り、慈悲はない


日本だけ武力放棄しても他国は捨てないよね。意味なくない?
反省室送り、慈悲はない


そもそも核落としたのアメリカじゃん。反省するのはアメリカでは?
反省室送り、慈悲はない


せんせー、攻め込まれたらどうするんですか?
反省室送り、慈悲はない


ロシアとかリアルタイムで侵略戦争してるけど、まずそっちに言うべきでは?
反省室送り、慈悲はない


もっと最近の戦争(アフガンなど)を体験した人の話も聞くべきでは?
反省室送り、慈悲はない

 

といったように、実は戦争をしない以降の答えに踏み込もうとすると憲法9条を大事にしよう以外の回答が許されていないのだ。あとはどれを選んでも地雷、地雷地雷地雷、まさにマインスイーパーのごとく、地雷原に投げ込まれてしまうのだ。

 

こんなのやってられなさすぎて、もう踊るしかないよね!
₍₍ ◝('ω'◝) ⁾⁾₍₍ ◝( 'ω' )◟ ⁾⁾₍₍ (◟'ω')◟ ⁾⁾

 

これは実写版マインスイーパ

暇な時にみんなで見ようぜ~!

400円で終わらせる宗教戦争~どらもっちで終止符を打つ!つぶあんVSこしあん論争~

人類の歴史は戦いの歴史といっても過言ではないのは言うまでもない。
現在においても世界各地、どこかで必ず争いは起こり、その争いがまた別の争いを生み出す戦いの連鎖の中を人類は生きている。
争いの原因は人種、宗教、領土といった非常に根深いものから、町内会のゴミ当番の回数といったマジでくそどーでもいいものまで様々だけど、とかく我々の日常は争いと隣り合わせにある。いや、ピラフの中に入り込んだグリーンピースのように、日常の中に争いの火種が入り込んでいる、といった方が正しいか。とにかく争いだらけなのだ。
どこかの家では皿洗いの回数で揉めているし、どこかの職場では仕事量で諍いが起こり、どこかの居酒屋では唐揚げにレモンをかけるかどうかで殴り合い、どこかのSNSでは今日も争いの火種を探しては燃やすキャンプファイアーに勤しんでいる。実に馬鹿馬鹿しい、しかし人類とはそういうものなのだ。

 

そう、人類はそもそもの本能として争うのが好きなウルトラバーバリアン型の傾向にあるのだ。(もしくは争いはすべてノーセンキューだぜというハイパーバリケード型の人もいる)

 

そんなウルトラバーバリアンな人類は、わざわざ争うのが好きなので本当にどうでもいい理由を探しては放火を繰り返す。よく聞く、きのこたけのこ戦争などが良い例だろう、その際の振る舞いはおおむね良くはないけど。
【きのこたけのこ戦争】
明治のチョコレートスナック菓子「きのこの山」と「たけのこの里」のどちらが美味しいかという消費者間の論争。世界3大くだらない争いのひとつ。残るふたつはフェミニズムと赤化運動とされけどが、その辺りは諸説ある。

 

そんな現代しょぼしょぼ宗教戦争のひとつにつぶあんVSこしあんなるものがある。

 

つぶあんVSこしあん
世の中のスイーツ勢力は洋菓子派と和菓子派、折衷派のおおよそ3勢力に別れるけど、和菓子派の中にもさらに細かい派閥があり、その細かい派閥のひとつ【あんこ党】が存在し、さらにあんこも一枚岩ではなく(元が小豆だから一粒豆ではなく)つぶあんこしあんに分かれることが多い。
つぶあんこしあんのどちらがいいかは、持ち家と賃貸のどちらがお得か、同じ職場でじわじわ給料アップを狙うのと転職でジャンプアップを目論むのとどちらが賢いか、と同程度に根深く答えのない問題だったりする。人類、悩みすぎ。

ちなみに両者の違いとしては
つぶあん
小豆を潰さないように炊いたあんこ。つぶあんのつぶは潰すではなく粒のつぶ。食感の楽しさが特徴。
こしあん
小豆を裏ごしして練り上げたあんこ。こしあんのこしは腰ではなく漉しのこし。滑らかな食感が特徴。
という差があり、小倉あん大粒の小豆+こしあんという合わせ技だったりする。どれも素晴らしいので争いはやめよう。

 

用途としての明確な線引きは難しいところがあるけど、
つぶあんはどら焼き、おはぎ、最中に使われているイメージが、
こしあん赤福や水まんじゅう、羊羹に使われているイメージがある
大福や最中みたいにどちらも存在してますけど、というパターンも多いので、それこそこだわらない方が幸せになれる気がする。
ちなみに私はどちらかというとつぶあんが好きだけど、こしあんも普通に好き、もっというと小倉あんが好き。そういうハイブリット型のあんこ好き。

 

【決着つけようぜぇ!】
さて、そんなつぶあんVSこしあん戦争、これまでにも様々な戦場で戦ってきたのだけど今のところ決着はつかず。もうどちらも優劣つけがたしでええやん、って思わなくもないけど、ちょうどいいタイミングでピッタリな商品が出てきたので、ここらでひとつ、戦争に終止符を打ちたいと思う。

 

というわけで先日、ローソンがどらもっちのこしあんを発売した。
どらもっち(こしあん&ホイップ)|ローソン公式サイト


どらもっちはこれまでつぶあんバージョンがあったのだけど、今回満を持してこしあんが登場した。
同じメーカーの同じ商品のバリエーションなので、これほどつぶあんこしあんを比べるのに適したものもない。どらもっち、君は令和の救世主だよ。ちなみにコンビニスイーツの中で一番おいしいと思う。ちなみに1個200円(税込)、400円でひとつの紛争を終わらせることが出来るなら安い出費である。

並べてみたどらもっち。どっちがつぶあんで、どっちがこしあんかわかるかな~?
(ちなみに右がつぶあん

 

食べた感想はどちらも当然美味しいのだけど、より明確なジャッジのために、あえてパラメーターを数値化してみた。

基本的にはつぶあんの方が食感に優れ、こしあんの方があんこの甘さが強い。またあんこの甘さに合わせて、つぶあんの方はホイップも甘めで、こしあんの方のホイップは甘さ控えめに仕上げてある。
(これも個人の好みで分かれるポイントではある)

 

例えるなら、
つぶあんの強みはスタンディングが得意なストライカー的な手数の多さ
こしあんの強みはグラップリングによる寝技一本スタイルな一点突破型
そこにどらもっち特有の生地のもちもち感という圧倒的な土台が加わることで、まさに甲乙つけがたい仕上がりとなっているのだ。

 

【で、ジャッジは?】

いわずもがなドローである! もうその日の気分でどっちに天秤が傾いてもおかしくない、それくらいどちらも美味しいと言わざるを得ないのである!

 

優劣は付かなかった。でもすべての戦いがどちらかの勝利であるとは限らない。この殺伐とした現代社会、たまにはこういう美しい決着があってもいいではないか。そう私は強く思うのである。

 

 

こら、石を投げない! 石を投げるんじゃない!

魂の美味しい食べ方を考える~レッツ大霊界クッキング~

【人間誰しも1回くらいは魂を食べるかもしれない】

突然だけど、私たちが人間である限り、もしかしたら今後、万が一にも魂を貰える可能性がコンマ数%くらいはあるかもしれないので、魂の美味しい食べ方を考えておかねばならない。そう、これは人間の義務、魂をもって生まれてきて魂を捧げる或いは奉げられる可能性のある生物としてのサガである。佐賀ではない。土佐佐賀でもない。

土佐佐賀は鰹の町だけど、今は鰹の話はしていない。魂の話をしている。

 

先日買った漫画の中で、
壇蜜さん(※女優だったり文筆家だったり。ジャンルでいうと美と神秘と不思議)
旦那さん(※漫画家の清野とおる氏。赤羽ではワンピースよりも売れている)
に対し、魂を要求し「湯掻いてポンズをかけて食べる」とおっしゃっており、あー魂をもらったら美味しく食べないと駄目だよねーと感服したので、数日前から魂の美味しい食べ方を考えている。


<ちなみに埋め込みのリンク先が壇蜜さんを描いた漫画>

壇蜜さんが変な人だなーという漫画。確かに変な人ではある。

 

さてさて、魂であるけれど
・魂は人間に宿っているとされる要素である
・魂は可食可能である
 (食べれないと話が進まないため可食可能とする)
・魂の重量は21グラムという説がある
 (ダンカン・マクドゥーガルの実験より。杜撰さに突っ込んではいけない)
・獏のように食べたり、九十九神のように物に宿ったりする
・調味料をかけて食べるのが美味しいと推測される
というのが現状わかっている情報


【とりあえず食べ方を考えよう】

何事も先ず隗より始めよという諺もあるので、四の五の言う前にまず食べてみよう。
といっても現時点ではまだ魂を頂いてないので、我が家の冷蔵庫の中には魂は入っていない。先日ドン・キホーテ(驚安の殿堂の方、風車に突撃する方ではない)で買った台湾のお菓子と缶コーラしか入っていない。冷凍庫には森永のクレープアイスしか入っていない。
魂をもらえるか心配する前に、自分の健康の方が心配になってきそうな気もするけど、今のところ死にそうにないので一旦横に置いておく。一旦横に置いたものはそのまま忘れ去られるのが常だけど、特に忘れても問題あるまい。腐るものでもないので。

 

壇蜜さんは湯掻いてポンズをかけて食べると言っていたので、魂のイメージは湯引き、しかもポン酢で美味しく召し上がるので上品で淡白、されど食べ応えのある種類のものだと思われる。
おそらく鱧の湯引き的なものだ。

なんせ魂なので鱧の湯引きくらいのありがた要素は欲しいところではある。仮にもし鱧の湯引きを奢ってもらえたら、いつもより5度は深くお辞儀をしてしまう、鱧はそれくらいありがたいものだ。いや、この場合は鱧ではなく魂だけど。

 

とはいえ、人間はひとりひとり違う生き物なので、誰もがあっさり淡白な魂を持っているとも限らない。中にはこってりわんぱくな魂の持ち主もいても不思議ではない。人間はひとりひとり違う花ですよ、なんて戯言みたいな歌詞もあるし、ひとりひとり魂の形や味も違うかもしれない。豚モツと牛モツなんか結構味も違うし!

であるならば、カラッと揚げてマヨネーズをかける、という選択肢もありうる。人間は根源的な部分でチキンヤローだったりするので、魂は鶏肉かもしれない。そうなると魂の正しい調理法は唐揚1択である。私は唐揚にはレモンと塩コショウと決めてるけど、お店によってはマヨネを添えてくるところもある。こってりにさらにコッテを上乗せするスタイル、それもまたジャパニーズソウルフードである、私はマヨネーズは使わないけれども。

 

しかしである。人間は基本的に誰しも人に寄り掛かりたい甘えの部分を持っている生き物でもある。人という字は互いに支え合うという。どっちかというと下の方が辛そうだけど、支えられる量は各人の度量で変わる。器の大きい人には大いに甘えよう、ぶん殴られるラインはきちんと見極めながら。

この場合は魂は団子にして食べるに限る、ほんのり甘い生前の故人をしのばせる団子の上には、遺族の抱く涙の味を再現して甘じょっぱいみたらし団子にしてしまうのが通の食べ方だと思う。
こいつは何を言ってるのだ、という疑問はごもっとも。私も今、みたらし団子食べたいなーとしか考えていない。基本的には餡団子の方が好きだけど、みたらし団子もまたジャパニーズソウルフード、私たちの食卓には欠かせない存在だ。

 

中には魂はふりかけるものだと考える人もいるかもしれない。確かに異世界転生ものの中には魂が異世界の現地人(赤ちゃんの場合が多い)に降り注いで宿る、といった描写もある。魂はあくまで副菜……なるほどその視点は盲点であった。

となると、魂の正しい食べ方はお茶漬けである。お茶漬けも日本人のソウルフードだ、なにかの漫画で織田信長がすごい勢いでお茶漬けをずぞぞってしてたので、安土桃山時代にはすでにお茶漬けはソウルフードの地位を確立している。現代においてもお茶漬けは立派なソウルフードで、特にこの蒸し暑い夏、食欲も失せがちな昨今、わが家の食卓でもお茶漬けの登場率は冬に負けない、どころか冬以上に出番が多い。そもそも冬にお茶漬け食べてなかった気もするけど、お茶漬けはソウルフードである。だって珈琲とかチャイは白ごはんの上にかけないじゃん。

 

魂は原型をとどめていない可能性もある。人間は生きるだけで傷つく生き物、きっと魂も生きてる間にダメージを負って、ズタズタに傷ついている可能性がある。むしろその可能性は十分に高いのではないか。可能性は高い、他界した原因はダメージといえる。いや、奉げてもらったからだけど。

となると食べ方としてはつくねである。挽き肉状になってしまったかわいそうな魂を成形し直して美味しく頂く。これこそが本当の、現代人に求められる供養の形なのかもしれない。というか、つくねって美味しいし!

 

 

と、駆け足気味に魂の食べ方を考えてみた。皆々様も、もし御中元なんかで魂を頂いた場合は美味しく召し上がって欲しい。すべての生き物と食材に感謝をこめて。

犬の躾より簡単な政治団体の作り方~平和なワンダフルわんわんパラダイス~

政治団体設立したくね?】

突然だけど、政治団体の設立条件は結構ゆるい。そのハードルの低さは小学生の障害物競走のハードルよりも低い。なんせ必要な条件が以下の通りなのだ。

▶ 公務員を除く職業(無職含む)で
▶ 幼稚園児のような極端な若年や認知症等で成年被後見人になった人ではなく
▶ 2名以上の参加者がおり
▶ 最寄りの選挙管理委員会に届け出を提出する

この条件で設立できたりする。政治団体というすごくハードルと志が高そうな名称に反して、学校の部活動(基本5名以上の部員が必要とされる)よりもハードルが低いのはいかがと思わなくもないけれど、とにかくハードルが低い。

 

最近では神奈川県人権啓発センター(※同和問題で活動する人、動画がよく燃えてる)が政治団体化したというニュースというか世間話を見かけた。
で、案外条件が緩いということを知ったので、道理で明らかに活動費とか無さそうな市民団体とかが存在してるわけだ、とちょっと納得したのである。

参考資料:総務省政治団体とは」

なんか総務省も「ヘイ、政治団体作っちゃいなよ~」と勧めているような気がしないでもないけど、思想言論の自由と結党の自由は憲法で認められた権利なので、特に作るのに関しては問題視していない模様。
活動内容が法に触れたり公序良俗に反すると即怒られが発生しそうだけど、公序良俗に反する市民団体(だいたい工事車両に向かって飛び出したり停車した車の下に潜り込もうとしたり囲んで撮影したりする、怖い)はゴロゴロしているし、その反するっぷりはプロレス団体の場外乱闘よりも大きく逸脱しているので、そこら辺は憲法>法律というパワーバランスの表れなのかもしれない。
それが良いかどうかはさておき。

 

【世界のふざけた政党を見てみよう】

さて、そんなわけでちょっと政治団体を作りたい、でも既存の意識高い団体には入りたくない人向けに、世界のふざけた政党(政治団体)を紹介したい。

 

二尾の犬党(ハンガリー

▽2006 グレゴリー・スミスが創設
マニフェスト不老不死、世界平和、労働週1日、1日2回の日の出、重力低下、そしてビール無料と減税」

 

ビール愛好者党(ロシア)

Партия любителей пива (Россия) — Википедия

▽1993 コンスタンチン・カラチョーフを代表に創設
▽スローガン
ウォッカは戦争につながるが、ビールは相互理解と平和と善の象徴」
▽1995 下院選挙で議席獲得ならず
▽現在も活動中?

 

ビール愛好者党 (ポーランド)

Polish Beer-Lovers' Party - Wikipedia

▽1990 ヤヌシュ・レヴィンスキが創設
▽1991 下院選挙で16議席獲得
ラガービール派とライトビール派に分裂
ラガービール派は「ポーランド経済計画」に改名、他党と連携
▽1993 解散

 

ドイツ無政府主義ポゴ党

▽1981 2人のパンク青年により創設
▽スローガンは「全ての労働は糞である」「飲んで、飲んで、ただ飲んだくれる毎日」
2005 党内分裂

 

オフィシャル・モンスター・レイブン・ルーニー・パーティー(イギリス)

Official Monster Raving Loony Party - Wikipedia

▽1982 スクリーミング・ロード・サッチが創設
パブの終日営業を実現

 

などなど、その他にもベラルーシのビール愛好者党とかウクライナのビール愛好者党とか、チェコのビール友の党とか、アメリカのビール愛飲者党など、だいたい酔っぱらって考えたような冗談みたいな政党は世界中にある。
日本の場合は、個人の変な出馬者以外はだいたいプロ市民とかが関わっているせいか、変なところで冗談が抜けないので面白くない場合が多いのだけど、そんな中でも日本愛酢党のような「とにかくお酢を飲め」みたいなワンイシューすぎる政党もあったりしたので、日本もまだ捨てたもんじゃないのかもしれない。

日本愛酢党なき今、次はみりんを推す政党なんかはどうだろう? ダメ?

 

あと政党ではなさそうだけど日本ベルギービールという団体もあった。美味しいよね、ベルギービール

 

【作るならこんな政治団体がいいです!】

というわけで私の考える政治団体であるけれど、私はやはり平和と平穏をなによりも愛する平和主義者であるので、平和な団体を設立するべきだ。世の中に存在する団体は、どういうわけか平和という名前がついてるところほど暴力的だったりするけど、私としてはやはり真の平和を追求したい。

 

平和といえば平等なのでフラットデザインの申し子たる私の出番ではあるけれど、以前おもいっきり戦闘力で勝利を得てしまったので、

ちょっと今回のテーマに似つかわしくなくなってしまった。

 

そこでフラットデザインとは別のアプローチから平和を追求したい。

 

そう、犬である。
平和の象徴といえば犬である。100人に聞いたらおそらく100人とも異論はないであろう平和の象徴、犬である。もちろん猫も平和の象徴要素が強いステキアニマルだけども、猫はちょっと孤高なところもあるので、みんなでわいわい(政治団体だし)みたいなイメージを考えると犬の方が適格と考えた私は、犬+さらに平和の要素としてこういう政治団体名を考えてみた。

 

政治団体「しっぽクロワッサン」

団体規約としては平和を最小単位にまで突き詰めて、
▶ 犬を見たら必ず笑顔で手を振る
▶ 毎月1日と11日は犬の日としてフリスビーを持ち歩く
この2点のみとしたい。すばらしいワンイシューぶりである。あ、このワンイシューには当然犬の鳴き声である「ワン!」がかかっている。かからずに許されるわけがないのだわん。

 

 

とはいえ猫も捨てがたいので、こういうのも考えてみた。

 

政治団体「おててくりーむぱん」

団体として猫を最優先するべきと考え、
▶ 猫を見たら物陰から静かに見守る
▶ 猫が寄ってきたら撫でる
この2点を厳守することとする。猫第一主義の模範でありたい。

 

あと、政治団体ぴよぴよまんじゅう」なんかも考えたりしたけど、あまりにひよこまじゅう感が強いので却下とする。